文字サイズ

沿革

さいか屋の社名は紀州和歌山、今の和歌山市付近「雑賀(さいか)の庄」の地に由来し、戦国時代には「雑賀の庄」の豪族である雑賀党や、その盟主・雑賀孫市(さいかまごいち)が鉄砲を駆使して活躍しました。明治5年に、「さいか屋」の原型となる呉服屋を横須賀に開き、大正期には、百貨店形態の店舗を新築。昭和28年、近代的デパートが完成しました。

昭和25年11月株式会社大洋会館(資本金480万円)を横須賀市大滝町に設立、不動産賃貸業を開業。
昭和30年8月商号を株式会社川崎さいか屋に変更。
昭和31年4月本店所在地を横須賀市より現在地の川崎市川崎区小川町1番地に移転し、鉄骨鉄筋コンクリート造り地下1階、地上3階、店舗延面積4,926m2(売場面積4,021m2)が完成し、従業員約300名を以て百貨店を開業。
昭和38年5月横浜市鶴見区矢向にサービスビル(地下1階、地上2階、1,674m2)を新築し、主として配送センターとして使用。後に(昭和47年8月)増築し地下1階、地上5階延べ面積4,957m2となる。
昭和39年3月数回の増資を経て資本金3億3,750万円となる。
昭和39年8月東京証券取引所第二部へ上場。
昭和39年11月川崎店建物増築工事が完成し、店舗総面積21,732m2(売場面積15,591m2)となる。
昭和42年11月資本金を4億5,000万円に増資。
昭和42年11月東京都町田市に支店を新設、鉄骨鉄筋コンクリート造り、地下2階、地上4階建て、店舗延べ面積11,472m2
昭和44年5月株式会社川崎さいか屋を、株式会社さいか屋に商号変更。
昭和44年9月横須賀市大滝町所在の、株式会社横須賀さいか屋(百貨店・資本金6,500万円)及び藤沢市藤沢所在の、株式会社藤沢さいか屋(百貨店・資本金1億2,000万円)の二社と合併。前記合併により、資本金6億3,500万円、従業員2,040名となる。
昭和45年10月茅ヶ崎市に支店を新設、(鉄骨鉄筋コンクリート造り、地下1階、地上6階、店舗延べ面積3,686m2、売場面積2,651m2)
昭和48年8月資本金を10億円に増資。
昭和48年11月川崎店建物増築工事(地下3階、地上8階)完成し、店舗延べ面積33,994m2(売場面積22,118m2)となる。
昭和49年4月横須賀店建物増築工事(地下2階、地上8階)完成し、店舗延べ面積21,922m2(売場面積14,761m2)となる。
昭和49年9月藤沢店建物増築工事(地下2階、地上8階)完成し、店舗延べ面積22,374m2(売場面積14,129m2)となる。なお、茅ヶ崎支店は閉鎖し、そのすべてが藤沢店に吸収された。
昭和51年10月町田店をショッピングビルに転換し、各種専門店をテナントとして導入、自営ショップと併せて、ファッションロード「町田ジョルナ店」とする。
昭和53年11月藤沢市及び各方面の要請により、藤沢駅北口再開発事業に協力することになり、藤沢店の営業を新設の株式会社藤沢さいか屋に譲渡し、藤沢支店を廃止した。なお、株式会社藤沢さいか屋(売場面積18,500m2)は11月22日当社の姉妹百貨店としてスタート。
昭和54年3月資本金11億円に増資。
昭和54年9月藤沢市の要請により、藤沢駅前所在の丸井藤沢店地下1階に食料品専門店の藤沢マーケット店(売場面積1,197m2)を開店。
昭和55年10月川崎市川崎区小川町8番地に「小川町別館」(鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上7階、延べ面積1,732m2)を新設し、主として本社事務館として使用。
昭和56年6月横須賀市三春町に物流センター(敷地面積4,256m2、鉄骨鉄板瓦棒葺平屋建、延べ面積1,657m2)を新設し主として配送センターとして使用。
平成元年3月資本金を16億154万2,628円に増資。
平成2年3月CIを導入し、昭和28年以来使用のシンボルマークを「さいか屋」のイニシャルSに結実し、今まさに羽ばたこうとする鳥をイメージさせるマークに一新する。
平成2年3月横須賀店の隣接地に延べ床面積26,984m2(店舗面積14,356m2)を新築し、横須賀店新館として開業し、大通り館(旧館)と合わせ店舗延べ面積28,259m2(売場面積26,714m2)となる。
平成2年10月横須賀店新館の隣接地にレストラン街・各種サービス・集会・文化ホールなどを中心としたコミュニティー館(延べ床面 積7,906m2)としての南館を開店。この結果、横須賀店は大通り館(旧館)、新館、南館とを接続通路により結び、三館体制により営業を開始。
平成4年2月資本金を26億4,841万3,737円に増資。
平成5年11月藤沢駅前所在の藤沢マーケット店を生鮮ディスカウントストアーにリニューアル。店名を「ザ・マーケット藤沢駅前店」に変更。
平成13年3月横須賀市三春町物流センターにドラッグストアー・パソコンショップ・カー用品・つり具店・ゲームセンターを開店し、三春町ショッピングセンターとする。
平成14年4月矢向配送ビルをさいか屋メディカルビルとし、医院・介護業務を導入。
平成14年9月株式会社藤沢さいか屋の百貨店営業部門を譲り受け、さいか屋藤沢店としてスタート。これにより株式会社藤沢さいか屋は不動産管理・開発を主たる事業とする。
平成17年3月株式会社サイカマートは会社分割後、売却譲渡される。
平成17年7月株式会社サイカマートは株式会社藤沢さいか屋と合併して、商号を「株式会社彩賀開発」とし、不動産管理・開発を主たる事業とする。
平成18年3月「ザ・マーケット藤沢駅前店」を丸井藤沢店の閉店に伴い閉店。
平成20年3月株式会社彩美はさいか屋マーケットプロモーション株式会社を吸収合併。
平成21年1月第三者割当(割当先京浜急行電鉄株式会社)による増資により資本金を31億4,906万3,737円に増資。
平成21年2月株式会社彩賀開発を吸収合併。
平成21年3月横須賀市三春町ショッピングセンター売却譲渡。
平成21年8月事業再生実務家協会に対し、事業再生ADR手続の正式申請。
平成22年2月当社債務の一部免除及び債務の株式化を柱とする金融支援を含む事業再生ADR手続が成立。
平成22年3月川崎店を譲渡し、譲渡先との間で建物賃貸借契約を締結し、引き続き同場所にて店舗として営業活動を継続。
平成22年3月横浜市矢向さいか屋メディカルビル売却譲渡。
平成22年4月当社資本構成の改善を目的として減資を実施。資本金19億4,529万868円となる。
平成22年5月横須賀店の大通り館閉館、新館と南館は継続営業。
平成22年8月株式会社彩友計算センター(連結子会社)の清算結了。
平成23年1月株式会社彩美(連結子会社)の清算結了。
平成23年5月川崎市川崎区小川町8番地「小川町別館」を売却譲渡。
平成24年9月株式会社エーエムカードサービス(連結子会社)を吸収合併。
平成25年3月事業再生ADR計画完了。
平成27年1月町田ジョルナ店の不動産流動化を実施。買主から店舗全体のテナント運営管理業務を受託するとともに、一部区画をリースバックする形で不動産を売却。
平成27年5月川崎市川崎区小川町1番地「川崎店」を閉店。
平成27年6月川崎市川崎区日進町1番地に「川崎店(サテライト型店舗)」を開店。

2015年6月3日現在